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これまでは「IQ」や学校の「成績」といった知能を重視して子供を育てる傾向が強くありました。しかし現在、「人間力」とも呼ばれている《非認知能力》が注目されています。この非認知能力が向上することで、進学先や就職先、賃金など将来的に非常に大きな影響が及ぼすと言われているのです。

大人になったとき、その後の人生にまで影響するとなれば、親としては無視できない要素ですよね。

この記事では、脳の発達が著しい「3歳」までにできる非認知能力の高め方・親には何ができるのかについてご紹介していきます。

”1~3歳”のうちに意識したい「非認知能力」とは?研究者たちの定義

「非認知能力(non cognitive skills)」は元々、経済学研究の分野で注目されていた能力です。2000年にノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ハックマン(James Heckman)教授と、LSEのヨーナー・ルービンスティーン(Yona Rubinstein)教授による研究で、非認知能力が進学や賃金など、将来に影響を及ぼすことが明らかにされました。

非認知能力は「認知能力以外」という広い意味を表す言葉です。そこで、各研究者もベースとしている「OECD(経済協力開発機構。本部はフランス・パリ)」のワーキングペーパーをご紹介します。ここでは、日本語で「非認知能力」として表現されるスキルを「社会情動的スキル」という言葉で表しています。

この社会情動的スキルは、

  • a.一貫した思考・感情・行動のパターンに出現
  • b.学校教育またはインフォーマルな学習によって発達することができる
  • c.個人の一生を通して社会・経済的効果な重要な影響を与えるような個人の能力
  • として「環境の変化や学習、習慣などによって伸ばすことができる」とされています。

    さらに社会情動的スキルは、3つに分けることができ、

  • 1.目標の達成(忍耐力や自己抑制、目標への情熱といった自主的に挑戦して最後までやり抜くために粘り強く取り組む姿勢)
  • 2.他者との協働(社交性や敬意、思いやりといった人とのコミュニケーション)
  • 3.情動の制御(自尊心や楽観性、自信とは、自分の感情をうまくコントロールして、たとえ失敗したとしてもしっかりと学んで次に繋げられるような能力)
  • で表現されています。

    また、ロンドン大学教育研究所(IOE)では、

  • 自己認識
  • 意欲
  • 自制心
  • メタ認知ストラテジー
  • 社会的適性
  • 回復力と対処能力
  • 創造性
  • パーソナリティ特性
  • を、非認知能力としてまとめています。

    「IQ」とは別物!

    IQ(Intelligence quotient)は「知能指数」を表します。

    大辞泉ではIQを「物事を理解したり判断する力、心理学で環境に適応し問題解決を目指して思考を行なうなどの知的機能」と表現しています。
    本来IQは、実年齢と知能年齢の差を基準として求める指数でしたが、最近では「DIQ(偏差知能指数Deviation IQ)」といって、同年齢における集団内での位置を表した指数として一般的に用いられています。

    多種ある「IQテスト」は、かつては大学受験などでも実施され、優れた人間かどうかを検査するために使われてきた歴史があります。しかし、IQは脳の一部分である「知能」だけをはかったものであり、芸術性や社会性など含まれません。
    正解を見出すための知能が優れていたとしても、世の中全てに正解があるわけではありませんよね。そのため、実生活の日常や仕事上においては「創造力」などのスキルが重要になってくるわけです。

    対して非認知能力(EQ)は「経済学では”認知能力以外のもの”を指す」と、前述のハックマン(Heckman)教授は述べています。これは、IQや学業の「成績」などとは違い「測定ができない能力」を表しています。

    とはいえ「認知能力」と「非認知能力」とで区別されているこれら2つは相互作用しており、お互いに影響を与え合います。
    たとえば「創造性」という特性に求められる内容は、斬新さや奇抜さだけではありません。その場面に有用で適切な内容の創作が伴うため「知能の尺度」も必要になる能力でもあるわけです。

    学校では「認知能力」を中心に高める教育なのに対して「非認知能力」は、幼少期の家庭環境や学校での課外活動などによって形成されることが多い能力。とくに重要な決定要因の一つとして挙げられているのが「幼少期の家庭環境」です

    文部科学省が平成30年4月に施行した「幼稚園教育要領」「保育所保育方針」「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」においても、非認知能力を高めることを意識した改訂がされるなど、低年齢での改革が重要視されはじめています。

    なぜ「3歳まで」が重要な時期なのか?

    ハーバード大学児童発達研究所のジャック・P・ションコフ(Jack P. Shonkoff)所長らの著書「From Neurons to Neighborhoods: The Science of Early Childhood Development」によると、生まれてから3歳になるまでに、脳におけるシナプス形成(見聞き、受容言語領域・発語量、高認知機能)がほとんど終わるとされています。

    2歳〜3歳には大人の約2倍に相当する、約1000兆にもなるシナプスが発生しています。この時期は脳が最も大きく成長する時期ともされているのです。
    ドイツの教育論者によって唱えられた「才能逓減(ていげん)の法則」で「知能や行動の学習能力は年齢とともに減少していく」という説がありますが、これは幼児期のシナプス量に基づいて考えられています。

    さらにションコフ(Shonkoff)氏は「このシナプスの形成を促すのは親からの愛情が重要である」とも述べています。
    親との関わり合いで自己肯定感を伸ばすと同時に、さまざまな体験をさせて脳に莫大な情報をどんどん送り込むことができるのです。

    《非認知能力=人間力》!EQの”3つ”の資質

    非認知能力の発達は、家庭や学校・地域・社会などからのインプットによって影響を受けます。とくに”両親”は、子供の発達に最も影響を与える環境的要因となります。

    子供の非認知能力を育む学習環境として、OECDでは

  • 1.直接的投資
  • 2.環境的要因
  • 3.政策手段
  • という3つに分類しています。
    脳が柔らかい幼児期の間は、子供が家庭で過ごす時間も長いため、親が極めて大きな役割を果たすのです。

    以下に、それぞれの影響についてご紹介しましょう。

    直接的投資

    「直接的投資」とは、意図的かつ明確に影響を与えること。おもに、両親による子供の養育活動への関与です。

    幼少期には絵本を読んであげたり、一緒に食事をする、ゲームをして遊ぶ……といった親子のやりとりが重要で、親と子供の強い感情的な結びつきは、子供が社会的スキルや情緒的安定性を形成するのに役立つと言われています。

    ニューヨークにある小児病院のミューニズ(Muñiz)医師らの研究では、家族と仲良く過ごしている子供たちは、感情を理解する能力や共感の表現・自己制御・他人との肯定的な関係を築くのに優れている傾向があるとしています。
    また、シカゴ大学のコッツ(Kautz)博士の研究では「親子関係が強いことが幼児期以降にも子供の自己効力感を強化する可能性が高く、応答性・向社会的行動につながる」としています。そして、問題行動や多動・注意のリスクの低さにも関連した、という報告もされているのです。

    これらのことを生活に取り入れようとするとき、難しく考える必要はまったくありません。一緒に遊んだり、ご飯を食べたり……といった普段の生活を、できるだけ一緒におこなう・過ごす、ということが大切なのです。
    そうして、両親からの愛情をたっぷりと与えるのがポイントになります。

    環境的要因

    「環境的要因」とは、間接的に影響を与えることを指します。たとえば、家庭の社会経済的資源や、家族のメンタル・ヘルス(精神的健康)がこれにあたります。

    米国ウィスコンシン大学のフレチャー(Fletcher)教授らによる研究では「母親のメンタル・ヘルスは子供の非認知能力への影響をあたえることを示唆している。『憂うつな気分になる』と述べた母親がいる場合、その子供は3歳の時点で協調性が低い評価が多くなっている」としています。母親の抑うつと、子供の問題行動には関係性があるということなのです。

    とくに、家庭内暴力や虐待などといった、子供にとっても悪い家庭環境では、非認知能力の向上を阻害する多大な影響が懸念されています。

    子供に対しては優しく問題なく接しているつもりでも、両親がストレスに悩まされている場合、それが滲み出してしまい、子供に影響するケースもあるということです。家庭の環境を整え、また可能な限り社会経済的支援の部分も充実させるのがポイントですね。

    政策手段

    「政策手段」とは、直接的または間接的に変えることができる学習環境を表します。家庭環境では、柔軟な労働形態や保育サービス・学童サービスの利用などが当てはまるでしょう。

    北米や欧州の研究では、母親のなかには働くことでメンタル・ヘルスが向上する方もおり、共働きの状況自体は影響しないとされています。「働くことが育児面での息抜きになる」というのは、筆者もとても共感できる点です。

    また、共働きだと保育園に通うため、低年齢から他人と関わる機会が多くなるメリットが生じます。これが、社会的スキルの発達に役立っているという結果もあるのです。自治体のサービスなども活用しながら、母と子が快適に過ごせる環境を整えることがポイントとなるでしょう。非認知能力に関しては、共働きだからこそ、子供に良い影響を与えることができる、という一面もあるのです。

    非認知能力は日常で育つ!家庭でもじゅうぶんにできる、EQの育み

    ここでは、家庭でも充分にできる「EQの伸ばし方」をご紹介します。非認知能力の育成に強いとされている「モンテッソーリ教育」や、自らの家庭教育を紹介したボーク重子著書の「非認知能力の育て方~心の強い幸せな子になる0~10歳の家庭教育」を中心にご紹介します。

    「モンテッソーリ教育」の思考を取り入れる

    マリア・モンテッソーリ博士が提唱した「モンテッソーリ教育」の目的は「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりが有り、生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てる」こと。

    大人の価値観で一方的に教え込もうとせず、子供の興味や発達段階を理解し、子供の「やってみたい」を叶える環境を適切に用意することが大切です。環境と子供を「掲示」によって結びつけ、自発的活動を促します。自分で選んだ活動に、満足行くまで繰り返し取り組みながら、さまざまな能力を獲得していくのです。

    相良敦子著書の「モンテッソーリ教育を受けた子どもたち」では、モンテッソーリ教育を受けてきた子供に共通する特徴として

  • 目標の達成
  • 他者との協働
  • 受動の制御
  • といった非認知能力の項目と同じ能力が育っていることが述べられています。

    一つの参考として、このようなモンテッソーリ教育を取り入れるのもおすすめです。具体例としては「選択肢を与える」「正解を教えない」などといったことが挙げられます。小さい頃には2択の、成長するにつれ3歳以降からは様子を見つつ、選択肢を増やしてみます。初めから親が決めてしまわないことがポイントです。

    また、子供が「教えて欲しい」と思うまでは、親が正解を教えないのもひとつです。これが結構難しく、つい「ここが間違っているよ」「こうするんだよ」と先回りしてしまいがちなんですよね。しかし、正解箇所まで大人が抱っこしてスキップしてあげることは、子供の成長にとって決してプラスになることはありません。遠回りしても、後ろに戻っても、子供が自分で正解までたどり着くことができるよう寄り添ってあげることが大切です。

    子供に目標をもたせて習い事をする

    非認知能力を育てるのには、目標や意欲、興味・関心をもって、粘り強く、ときには仲間と協力して取り組む力や姿勢が重要です。

    ボーク重子さんの著書『「非認知能力」の育て方』でも「”大人になってから役立つもの”として習い事を考えてしまいがちですが、子供が情熱を持って習い事をができるかどうかを重視することが大切」と述べています。
    子供自身が主体性を持って取り組むなら、努力や挑戦を続けることができます。何度壁に当たったとしても乗り越える経験を積みながら、自信や自己肯定感を育んでいくことができるのです。

    とはいえ、親から見て「向いているもの」が最適とも限りません。
    子供の習い事を探すために、

  • 1.親が数多くの選択肢を示してあげる
  • 2.子供がフロー状態(周りの音が聞こえない程に極度に集中する状態)になってるかどうか観察する
  • 3.好きなことが見つかるまで探し続ける
  • 4.始め方ややめ方のルールを決める
  • という4点がポイントになります。
    4については、手当たり次第習い事をさせるということではなく、期間を決めてその期間の間は頑張るというルールを決め、思いつきで行動をしないようにさせるのが良いでしょう。

    自己肯定感を育てる

    ありのままの自分の価値を認めることができる「自己肯定感」は、非認知能力に含まれる素質です。自尊心や自己肯定感・自立心など「自分に関する力」ともいえる自己肯定感ですが、謙遜さを美徳としてきた日本人は世界の中でも最も低いと言われる領域です。
    前出のボーク重子さんの著書「「非認知能力」の育て方」においても、自己肯定感を高める方法が記載されています。

    ここではまず「子供に決断をさせる」ことがポイント。自分で選択することで自信にも繋がり、好奇心を持ったり想像力を豊かにすることにも繋がります。「どの絵本を読もうか?」といった小さい決断からで大丈夫です。5歳位までは、選択肢を3つ程度用意してあげましょう。

    また、親子の会話では「イエス・ノー」で答えられない質問をすることで、自分で考えるクセも付きます。もしうまく応えられなかった場合には「どんな方法があるかな?」「もし自分だったら、どうするかな?」というように、投げかける質問をしてあげるのが良いでしょう。
    また、子供の返答について、それが合ってるか間違っているかと指摘する前に「なるほど!○○はそう思うんだね」と一度認めてあげることも重要です。

    今はSNSで、自分の身の回りのことなどを投稿することが当たり前になっていますが、自己肯定感を満たすため、真実ではない内容を投稿しフォロワーから賞賛をもらおうとする大人も増えています。子供がありのままの自分を愛し、他人にも自信を持って「自分」を表現できるといいですよね。

    努力を褒めてあげる

    子供が何かを成し遂げた時は「努力」や「頑張ったプロセス」を褒めることが重要です。実際には無意識のうちに、能力や結果について褒めてしまいがちですよね。

    ボーク重子さんの著書「「非認知能力」の育て方」によると、結果ばかりを褒めていると、子供はそれよりも難しい問題には挑戦せず、確実に良い結果がでる簡単な問題を選択する傾向になるそうです。反対に、それまでの「努力」を認めた子供は、より難しい問題に挑戦する前向きな傾向が見受けられます。

    このように「頑張ったプロセス」を褒めることで、前向きになり、より高い目標に向かって自ら挑戦していく姿勢が身についてくるのです。

    子供との遊び方にも一工夫

    幼児期に早期教育をすることで「知育」に偏った生活をしていた子供は、ある一定の間は優れた能力として開花するが、いつかは周囲に追いつかれてしまったり、早い段階で学習意欲をなくし、精神的に不安定になりやすいという研究結果もあります
    そのため幼児の間は、知識を詰め込む生活よりも「遊び」をメインとした生活をすることがポイントです。

    ジェームス・J・ヘックマン「幼児教育の経済学」をみると「ペリー・プレスクール・プロジェクト」という、3~4歳の子供を対象にした研究が載せられています。1962年~1967年におこなわれた調査で「遊び」を通して、それが将来にどう影響するかという調査となっています。これは現在でも、追跡調査がおこなわれています。

    具体的な内容としては「子供たちに遊びを計画してもらい、その遊びを実行する」「さらにその遊びをよりよくするためにはどうすればよいか考えてもらう」というものです。この教育を受けなかった子供と受けた子供とで比較します。その結果、教育を受けた子供のほうが学力や収入が上回るというデータが出ており、その差は顕著でした。そのため「やりたい遊びに夢中になって、試行錯誤」することが重要とされています。

    わたしたちはつい「これはこうやって遊ぶんだよ」などとすぐに教えてしまいがちですが、やりたいように遊ばせるのがポイント。そして、うまくいかないときには「どうしたら良いかな?」と一緒に考えてあげましょう。

    EQの向上はIQにも関係!非認知能力の向上を意識して、人間力を伸ばそう

    EQ(非認知能力)を伸ばすことはIQにも連動しているなど、将来、大人になったときにも非常に役立つことをご紹介してきました。大きくなってからでも伸ばすことができる非認知能力ですが、この場合、特別な体験や学習をさせるなどといったことが必要となり、簡単に向上することはできません。

    毎日いっしょに過ごす親が、日常生活の延長で少しずつ意識して実践していくだけで、子供は大きく吸収していきます。
    まずは遊びの中から、楽しみながら伸ばしていくことをのが良いのではないでしょうか。

    【参考・引用・関連リンク】
    Heckman, J. J., & Rubinstein, Y. (2001). The importance of noncognitive skills: Lessons from the GED testing program. American Economic Review, 145-149.
    https://www.researchgate.net/publication/4726644_The_Importance_of_Noncognitive_Skills_Lessons_from_the_GED_Testing_Program

    戸田 淳仁(2014)幼少期の家庭環境、非認知能力が学歴、雇用形態、賃金に当てる影響、RIETI Discussion Paper Series 14-J-019
    https://www.rieti.go.jp/jp/publications/dp/14j019.pdf

    Borghans, Lex., Angela Lee Duckworth, James J. Heckman, and Bas ter Weel (2008) “The Economics and Psychology of Personality Traits” Journal of Human Resources, 43:972-1059;
    http://jenni.uchicago.edu/papers/Borghans_Duckworth_etal_2008_JHR_v43_n4.pdf

    Suggested citation: National Scientific Council on the Developing Child (2007). The Timing and Quality of Early Experiences Combine to Shape Brain Architecture: Working Paper #5.
    https://developingchild.harvard.edu/wp-content/uploads/2007/05/Timing_Quality_Early_Experiences-1.pdf

    From Neurons to Neighborhoods: The Science of Early Childhood Development Jack P. Shonkoff  Natl Academy pr (https://www.amazon.co.jp/Neurons-Neighborhoods-Science-Childhood-Development/dp/0309069882

    OECD(経済協力開発機構) 家庭、学校、地域社会における社会情動的スキルの育成 ベネッセ教育総合研究所(訳)
    https://berd.benesse.jp/feature/focus/11-OECD/pdf/FSaES_20150827.pdf

    Kautz, T., et al. (2014), “Fostering and measuring skills: Improving cognitive and non-cognitive skills to promote lifetime success”, OECD Education Working Papers, No. 110, OEDC Publishing, Paris,
    http://dx.doi.org/10.1787/5jxsr7vr78f7-en.

    Muñiz, E.I., E.J. SIlver and R. E.K. Stein (2014), “Family routines and social-emotional school readiness among preschool-age children”, Journal of developmental and behavioral pediatrics, Vol. 35/2, pp. 93-99.

    Fletcher, J. And B. Wolfe (2012), “The importance of family income in the formation and evelotion of non-cognitive skills in childhood”, National Bureau of Economic Research Working Paper Series, Vol. No. 15314.

    『モンテッソーリ教育を受けた子どもたち-幼児の経験と脳』 相良敦子 河出書房新社

    「非認知能力の育て方~心の強い幸せな子になる0~10歳の家庭教育」ボーク重子 小学館

    「幼児教育の経済学」ジェームス・J・ヘックマン 東洋経済新報社

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